先日、実家に戻ってトキワ荘ミュージアムに行ってから、数年ぶりに谷中銀座をちょこっと歩いた。

谷中銀座はとても猫推し。

 


雑貨屋さんが多くて猫の雑貨屋さんもあり、そういうお店を見学させてもらいながら、世の中にはまだまだ可愛いものがたくさんあって物質に対する欲望を刺激してくるものだなあ...と思ったことでした。でも歩いてる人が多いから成り立つのかな...。

都内に行くたびに思うけれど、渋谷や新宿のような街じゃなくて普通に人が生活しているような小さな町でも、平日昼間にぶらぶら歩いている人が多くて、だからこそ小さなお店が住宅街にひょこっとあったりもして、景色がちょこちょこ変わるから、町をふらふら歩くのが楽しい。

谷中銀座は観光地だけど、そういう場所に限らず。家がごちゃごちゃ建て込んでいるのが好き。(しかし住みたいかと言われるともう二度と住みたくはない(^^;)

こちらに住み始めたとき、駅から帰るときの、無機質な新幹線の高架線に沿って延々と歩くだけの道に少しがっかりしてしまった。
住宅地を歩くだけでも好きなほうなんだけど、東京と比べるとなんとなくつまらなさを感じてしまう。

青々とした田んぼの間の道を車で走るのはとっても気持ちがよくて、そんな風景を見ながら通勤してる私は幸せだ~と思うのですが、そんなスケールの大きさが仇となって、歩く楽しさよりは車で走っていくほうが楽だし楽しいという感じになってしまう。

行ってみたいお店があったら、駐車場があるか調べたうえで、そこを目指して車をとばして直行直帰。なんとなく、もったいないことをしているような...(でも現実的にそんな歩けないしな)。目的もなくふらふらして、思いがけない場所やお店を見つけるという楽しみがいまいちなくて、やっぱり、小さなお店がぽつんとあってもこちらでは厳しいんだろうなあと思う。
一長一短なのですが。東京に住めないんだし。