児童書

きみの存在を意識する

きみの存在を意識する (teens’best selection) きみの存在を意識する (teens...の他のレビューをみる» 梨屋 アリエ ポプラ社 舞台は中学二年のクラス。 文字を読むのが苦手なひすい。戸籍上は女の子だけど、自分は男でも女でもないと感じている理幹(りき)…

国語辞典は道しるべ

ことばハンター (ポプラ社ノンフィクション) ことばハンター (ポプラ社ノ...の他のレビューをみる» 飯間 浩明 ポプラ社 私も飯間さんと同じように、子どもの頃は、日本語のことはなんでも知ってるえらい先生が国語辞典を作っているとおもっていた(しかも私…

心に音を

リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ リマ・トゥジュ・リマ・トゥ...の他のレビューをみる» こまつ あやこ 講談社 こんなすんばらしい本が1年も前に出ていたなんて、全然気がついていなくて不覚でした。 「リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ」…

この瞬間はわたしのもの

カッコーの歌 カッコーの歌の他のレビューをみる» フランシス・ハーディング 東京創元社 『嘘の木』がとてもよかったので、ぜひぜひ読みたいと期待を込めて読み始めたら、これが『嘘の木』以上の面白さ&私の好みど真ん中でしたー! 以下、ちょっぴりネタバ…

やかまし村で

やかまし村の子どもたち (岩波少年文庫(128)) やかまし村の子どもたち (岩...の他のレビューをみる» アストリッド・リンドグレーン 岩波書店 やかまし村には3軒しか家がなくって、家のある場所から北屋敷、中屋敷、南屋敷と呼ばれてる。やかまし村に住む子ど…

幽霊を見たいのなら、見せてあげる

の他のレビューをみる» --- --- まことしやかに広がる嘘は、人がどこかでそう信じたいと思っていることの表出でもあるようで、いつだって人間とは切り離せないものみたい。 そのようすが、こんなふうに書いてある。 嘘は炎に似ていることをフェイスは知った…

ぼくのお姉さん

障害をもつ子どもと、障害のない子どもをめぐる短編集。基本図書ですが、恥ずかしながら未読でした。 障害児教育にかかわっていた芳賀哲さんが、すごく現実に近いことがよく書いてあって感心した、と先日の講演でお話されていたので手に取りました。これが現…